圓明院
【よもやま】ダンテ
2020年10月21日

『汝の道を進め、そして人々をして語るにまかせよ』  ダンテ

「踊る阿呆に見る阿呆 同じ阿呆なら踊らにゃ損々」阿波踊りの中の有名な一節です。仏教では、この世界は「一切皆苦」であると説きます。人生は、すべて苦であるというところから宗教がはじまるわけですが、苦の除く方法は兎も角として、世間の荒波にどう生き抜くかの教訓として、世間を離れたところから冷ややかに見る阿呆と荒波のもまれながらも勇敢に立ち向かい楽しく人生を送る阿呆あなたはどちらの阿呆になるのでしょうか。

人生常に決断をしながら、またその決断に後悔しながら進むものです。迷いながらも自分を信じて進むほかないのです。
「道は多い、されど汝の歩むべき道はひとつだ」と古人も教えています。「人々をして語るにまかせよ」世間の雑音を気にせず、自分を信じて進めです。

私たちは、それぞれ互いにその一つの道を因縁に随いつつ、「無我」に生きることにより後悔の無いよう今日一日(一生に一度の日)を歩いて行きたいものです。

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