身を修め、心を治む
2025年11月07日
身を修め、心を治む。
この言葉には、日々の生き方そのものが説かれている。
身は心を荘厳する。
立ち居振る舞い、言葉づかい、所作の一つひとつが、
やがて心の形をつくっていく。
乱れた行いの中に、澄んだ心は宿らない。
だからこそ、まず身を整える。
食事を丁寧にとり、靴を揃え、挨拶を忘れない。
そうした小さな行いが、
少しずつ心を穏やかにし、
心の安寧へとつながっていく。
身と心は二つにあらず。
身を正せば、心は自然に静まり、
心が静まれば、身の動きも柔らかくなる。
日々を整えること、それこそが修行であり、
真の安らぎへの道なのである。